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阪神・北條、振りまくりのオフ 正遊撃手奪還へ休む暇なし、球団OB「ランク付けすれば3位」

 阪神の北條史也内野手(23)がオフ返上で練習を続けている。テーマは「バットを一日中振りまくること」。昨年つかんだ正遊撃手の座を、今季失ったのは打撃不振のせいだった。

 あらゆる面で成績が下落した。出場数122試合→83試合、打率・273→・210、本塁打5→3、打点33→20、遊撃守備率・981→・972。「6番・遊撃」で開幕スタメンを果たしたが、11試合目に外され、屈辱の2軍落ちを2度味わった。ホップ、ステップと飛躍しなければならないところで、失速したのはなぜか。「以前から指導されていた打撃フォームを固めることができなかった」と振り返る。

 11月の秋季キャンプでは金本監督がつきっきりで指導。「去年のいい形が全くなくなった。前足の踏ん張りがないから下半身が緩んでしまう」。耳にタコができるほど指摘されたことを念頭に、休まずバットを振る。

 攻守で上を行く大和が横浜DeNAに移籍しても危機感は高まる。低迷している間に糸原、植田が台頭したうえ、首脳陣は大山の遊撃コンバートを明言した。

 「現状のショートのランク付けをすれば大山、糸原が1、2位で、北條は3位。1軍の当落線上まで落ちたということだ。自覚するならオフも休む余裕はないはずで、バットを振り続けるのは当然のこと。守備と足が平均レベルで、これといった武器がなければ打撃で勝負するしか手はない」と球団OBは見る。

 年明けにはヤクルトの主砲・山田と一緒に自主トレを行う予定だ。年齢も近く、同じ右打者。リベンジを期す北條にすれば得るものは多い。(スポーツライター 西本忠成)

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