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横審異例処分発表も…悠然の貴乃花親方、一門9人決起 勢力争い収束の気配なし (1/4ページ)

 元横綱日馬富士(33)による暴行事件を受け、日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の臨時会合が20日午前、東京都墨田区の両国国技館で開かれた。すでに引退している日馬富士には「引退勧告相当」、現場の酒席に同席した横綱白鵬(32)=宮城野、鶴竜(32)=井筒=には、平幕貴ノ岩(27)への暴行を止めなかったとして「厳重注意」を進言することを決めた。さらに、貴ノ岩の師匠の貴乃花親方(45)=元横綱=には「言動が非難に値する」と異例の言及があった。しかし、貴乃花親方は悠然。理事を降格されても一門の9人の親方の結束は強く、来年2月の理事選で再選確実で、痛くもかゆくもないからだ。

 横審の臨時会合が開かれた両国国技館には報道陣が殺到し、物々しい雰囲気に包まれた。北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は終了後の会見で、「貴乃花親方の言動は非難に値するというのがメンバー全員の意見だった。執行部メンバーとしての責任を放棄している」とした。

 また「白鵬と鶴竜は事件の発生、進展を抑えられなかった。責任は軽くみるべきではない。心構えに徹するように、両横綱に注意するべきである。白鵬は九州場所で15日間のうち10日間、張り手、かちあげがあり、美しくないという意見があった」とした。

 また、「(横綱の推挙について)品性は協会の判断に任せていた。日馬富士は品性がよろしくないという判断はできなかった。立派な人物だという人はたくさんいた」とした。

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