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横浜M、柏との死闘制す 中沢「モンバエルツ監督のサッカーの集大成が出せた」

 天皇杯全日本選手権第8日(23日、横浜M2-1柏、等々力)横浜Mは、延長後半13分にFWウーゴ・ビエイラ(29)が決勝点を奪って柏に2-1で競り勝った。

 延長戦にもつれ込んだ柏との死闘を制し、横浜Mが決勝行きの切符をつかみ取った。中沢は「3年間やってきたモンバエルツ監督のサッカーの集大成が出せた」と誇らしげだった。

 予想外のロングシュートで柏に先制を許し、無失点のまま時計を進め、敵に疲れが見えた時間帯で試合を決める“方程式”が崩れかけた。すぐに気持ちを切り替えた。中沢は「失点は仕方がないと開き直って、引きずらずにやれた」と誇った。

 柏のエース、クリスティアーノら攻撃陣を高い集中力で徹底的に封じ込んだ。柏の武富、大津らのシュートにスーパーセーブを連発した守護神の飯倉は「追加点を許さなかったことが勝利への分岐点になった。相手にダメージを与えられた」と自画自賛した。

 粘り強い守備陣の奮闘に攻撃陣が応えた。途中出場の伊藤が後半24分に頭で同点弾。1-1で迎えた延長後半13分に、カウンターからビエイラが右足で決着をつけた。

 4年ぶりとなる頂点まで、あと1勝に迫った。リーグ戦は5位。目標であるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得るには天皇杯優勝しかない。決勝戦で退任する指揮官は「今季C大阪には勝てていないが、倒すだけの力がわれわれにはある」。大会最多記録に並ぶ8回目の歓喜へ力を込めた。(産経新聞、五十嵐一)

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