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【福島良一 メジャーの旅】有馬記念と日本人メジャーリーガーの“縁”

 いよいよ、待ちに待った有馬記念(24日=中山競馬場)。1年の総決算の大一番は競馬ファンのみならず、大リーグファンも楽しみだ。ドジャース・前田健太投手(29)が表彰式のプレゼンターを務めるなど、いろいろ見どころがあるからだ。

 日本中が熱狂する年末の国民的行事はその年に活躍したスポーツ、芸能など各界著名人が花を添えてきた。近年は球界関係者、特に世界最高峰の舞台に立つ日本人メジャーリーガーが目を引く。

 2013年は当時楽天のエースだった田中将大投手が登場。開幕24連勝など大車輪の活躍でチームを日本一に導き、東日本大震災から復興を目指す東北の人たちに勇気と希望を与えた。そして、翌年から日本一の誇りを胸に海を渡った。

 昨年は球界を代表する熱烈な競馬ファンとして有馬記念アンバサダーに就任。本業でもヤンキースで自己最多14勝を挙げ、エースの地位を確立した。年末のグランプリで凱旋して2度目の大役を務め、今や競馬界でもおなじみの顔となった。

 今年も2年連続で現役大リーガー、しかも田中と同い年の前田が登場する。高校時代からマー君の後を追い、昨季メジャーへ。今季は日本投手最多の13勝を挙げ、チーム29年ぶりのリーグ優勝に貢献。ついにGIプレゼンターも頂戴した。米国競馬の聖地が“ケンタ”ッキーだけに、競馬とも縁がある? レース終了後のトークショーにも特別ゲストで出演する。

 今回のレースには、“大魔神”佐々木主浩氏(元マリナーズ)所有のシュヴァルグランが出走。11月26日のジャパンカップに続くGI制覇となれば、表彰式でマエケンから祝福を受けることになる。何とも奇妙な新旧スターの顔合わせだ。

 また、28日に同じく中山で行われる「ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド」では、表彰式にマー君が登場。もしJRA代表(東日本地区1位)の藤田菜七子騎手が初代チャンピオンに輝けば、大いに沸き返ること間違いなしだ。(大リーグ評論家・福島良一)

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