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【江尻良文の快説・怪説】広島・緒方監督「短期決戦下手」払拭へ 来季は名将か、オレ流監督への分岐点 (1/2ページ)

 広島・緒方孝市監督が25日、49歳の“クリスマス誕生日”を迎えた。37年ぶりのリーグ連覇を達成しながら33年ぶりの日本一奪回に失敗。それどころか今季は日本シリーズ進出もならず、来季は34年ぶりの日本一奪回がノルマになる。

 今オフはハワイV旅行で一からの出直しを宣言。広島OBたちから不満が噴出していた「短期決戦用采配の必要性に耳を貸さない頑固さ」を自己批判した。

 リーグ連覇の原動力である田中・菊池・丸・鈴木の不動のオーダーにも必要に応じてメスを入れると明言したのだ。「経験を生かし、監督としての引き出しを多くしないといけない」というOBたちの苦言に耳を傾けたことになる。

 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで、3位のDeNA・ラミレス監督の神がかり采配に完敗したことがショック療法になったのだろう。リーグ連覇で「セ・リーグ1強」と言われた本当の赤ヘル新時代を迎えるためには、球団史上初のリーグ3連覇、34年ぶりの日本一奪回しかない。

 緒方監督にとっては、第一次赤ヘル黄金期を築き上げた名将・古葉竹識監督に続き、第二次新赤ヘル黄金期作りに挑むチャンスになる。鉄拳制裁も辞さない、伝説のスパルタ方式の猛練習で常勝軍団を完成させた古葉監督は短期決戦の名手でもあった。

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