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【俺の人生第二幕】元DeNA・下園氏、家族全員で大泣きも引退決断 「違う道でもう1回自分の名前世に出せればカッコイイ」 (1/3ページ)

 今年、19年ぶりに日本シリーズ進出を果たした横浜DeNA。しかし、その輪の中にベイスターズひと筋11年、下園辰哉氏(33)の姿がなかった。愛着あるチームの若返りの中で、潔く身を引いた男はいま、何を思うのか。(聞き手・山戸英州)

 --プロ生活で一番の思い出は

 「3年目(2009年)に西武ドーム(現西武プリンスドーム)で涌井投手から打ったプロ初ホームランです。当時は大矢(明彦)さんが1軍監督をされていて、僕は2軍で成績を残しても、なかなかお呼びがかからなかった。当時2軍監督だった田代富雄さん(現巨人2軍打撃コーチ)から『我慢しておけ。絶対にいいことがある』と励ましてもらっていました。すると、大矢さんが休養されて、田代さんが監督代行になられて、すぐに上げてもらって2試合目に打てたんです。恩師は田代さんです」

 --昨年は代打の切り札として67試合、打率・270、14打点と活躍。ところが今年はわずか8試合、10打数1安打1四球に終わった

 「去年めちゃくちゃ調子がよくて、今年もある程度は成績が残せるだろうと思っていました。交流戦で1軍に上がり、2週間で2軍落ち。僕の中ではシーズン終盤やクライマックスシリーズ(CS)で1軍に呼ばれるだろうと思っていましが、結局呼ばれなかった。悲壮感はなく『いつかは呼ばれるだろう』という気持ちでしたね」

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