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相撲協会・理事選の鍵となる「二所ノ関一門の“変人横綱”」 (2/2ページ)

 「一門内には“隠れ貴乃花派”といわれる親方が数人いる。佐渡ヶ嶽親方(元関脇・琴ノ若)や、佐渡ヶ嶽部屋から独立した鳴戸親方(元大関・琴欧洲)らの若手親方は、貴乃花親方が掲げる相撲協会改革に理解を示しているといわれます。貴乃花親方の処分を巡って揺れている中で後任候補を決めようとすれば、そうした親方衆が反旗を翻す懸念が出てくる。慎重で知られる尾車親方はそれを心配したのでしょう」(同前)

 また、芝田山親方への「不安」もあるようだ。横綱・大乃国は千代の富士の53連勝を止めた一番で知られる一方、15日間出場した横綱として唯一の負け越しという不名誉な記録の持ち主でもある。

 「力士同士の馴れ合いを嫌い、ガチンコを貫き通したため“変人横綱”と呼ばれた。貴乃花親方と近いわけではないが、現役時代に何度も対戦してきた八角理事長や尾車親方にとって“扱いやすい理事”ではないのかもしれません」(ベテラン相撲記者)

 前出の親方も、「現役時代同様、芝田山親方は協会内での政治的な動きが苦手なタイプ」と語る。そうした経歴が二所ノ関一門の候補者調整に影響しているのかもしれない。

NEWSポストセブン
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