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【田代学 ダッグアウトの裏側】大谷でも再び?メジャー1年目、物議醸した松井氏「新人王」資格の舞台裏 (1/2ページ)

 今年は手違いがあって、米野球殿堂入り選手を選ぶ投票用紙が25日に届いた。31日が締め切り。すでに投票する選手は決めてあったので、すぐに送り返した。

 アルファベット順に33人が並んだ投票用紙の真ん中には「Hideki Matsui」の名前があった。日本選手で候補になったのは2013年の野茂英雄氏に続いて2人目だが、殿堂入りには得票率75%以上(昨年は442票中332票)が必要。2009年ワールドシリーズMVP以外に個人タイトルはない松井秀喜氏が選出される可能性は低く、翌年の投票用紙に名前が残るために必要な得票率5%さえ難しい。

 松井氏にまつわる記者投票で思い出すのは、2003年のア・リーグ新人王だ。ロイヤルズの遊撃手、アンヘル・ベロアに4点差で惜敗。複数の記者が日本プロ野球の実績から「新人ではない」と主張して、3位以内にさえ入れなかったことが問題となった。

 発表から約1カ月後、ウインター・ミーティング中にあった全米野球記者協会(BBWAA)の総会でジャック・オコネル事務局長が強い口調で呼びかけた。「新人の資格は明記されている通りだ。過去にどこのリーグでプレーしていても関係ない。このルールに従って投票できない記者は、投票権を返上してほしい」。そして「打者なら130打席、投手なら投球回数50以下」などの新人資格を復唱した。

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