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日本ハム“鉄の掟”に異変? 異例の支配下69人態勢、戦力見極め後に放出か

 日本ハムからFA宣言した大野奨太捕手(30)が中日に移籍。目下、日本ハムが中日に要求する補償に注目が集まっている。

 日本ハムで大野奨の今季年俸は5100万円(推定)で、外国人選手を除く年俸順は4-10位の「Bランク」。日本ハムは中日が設定した28人のプロテクトリスト外の選手1人と旧年俸の40%(2040万円)の金銭を獲得できる。

 人的補償を求めない場合は金銭が旧年俸の60%(3060万円)に増えるが、日本ハム関係者は「金銭を選んでも1000万円の差にしかならない。人的補償が基本線」と明かす。

 日本ハムが中日から新たに選手を獲得した場合、支配下選手(上限70人)は69人に達する。同球団は若手の2軍での実戦経験を確保し育成を促進するため、例年支配下選手を65人前後に抑えてきた。チームの哲学に変化が起きているのか。

 吉村浩GM(53)は「65人という数字にこだわりがないわけではないが、来年は契約している人数で行くことになる。まあ、ちょっと難しい質問ですね」と言葉を濁す。

 このオフ、日本ハムからは大谷翔平投手(23)=エンゼルス、抑えの増井浩俊投手(33)=オリックス、助っ人クリス・マーティン投手(31)=レンジャーズ=が流出した一方、矢継ぎ早にブライアン・ロドリゲス投手(26)、オズワルド・アルシア外野手(26)、マイケル・トンキン投手(28)と20代の新外国人3人を補強した。

 別の球団関係者は「出場機会が少ない選手が出てくるようなら、トレードは考える。それは今までと同じ」と説明。チームの骨格を再形成するまでは、支配下登録枠をギリギリまで使ってキャンプ、オープン戦で選手の見定めを行い、その上で金銭トレードなどで余剰戦力を放出することになりそうだ。(片岡将)

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