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ロッテ・井口新監督「日本人だけの打線が理想」 キャンプは1、2軍撤廃

 プロ野球ロッテの新監督として来季から指揮を執る井口資仁氏(43)。大リーグを経験した選手がプロ野球で監督を務めるのは、史上初めてとなる。井口新監督が産経新聞の取材に応じ、春季キャンプでは1、2軍の壁を撤廃してチーム内に競争を促し、リーグ最下位からの巻き返しを図るなど、来季への意気込みを語った。(産経新聞 浅野英介)

 --今季限りで現役を引退し、監督を打診された際に迷いはなかったか

 「(監督就任の打診は)自分の思っている時期よりは早かったけど、オファーを頂けるのはありがたいこと。タイミングは今かなと思った」

 --春季キャンプでは大リーグでの経験を取り入れていくのか

 「施設の違いもかなりあるので一概には言えないけれど、(大リーグの春季キャンプは)効率の良さというのは感じた。日本では(時間が)長いのがいい、というのはあると思うので、そこを解きほぐしていきたい。春季キャンプではすぐに実戦に入れるように体を作ってこいと(選手には)言ってある。春季キャンプで1、2軍を撤廃するのは競争を激しくするという意味。競争を激しくしないと選手層は厚くなってこない。こちらが仕掛けないと、チーム力が上がってこないと思う」

 --監督の理想像としてホワイトソックス時代のオジー・ギーエン氏を挙げている

 「監督として、選手とコミュニケーションをしっかりと取っていくのが大事だと思っている。ギーエン氏は常に選手のロッカールームにいて、コミュニケーションを取って会話をしていた。サインを出さなくても(監督が)こういうことをやるんだろうなと思ってもらえるように、コミュニケーションをしっかりと取りたい」

 --目指すべきチームの理想型は

 「しっかり1、2番が足を使える野球を目指したい。外国人に頼るとチームとして成長しないので、日本人だけで打線が組めるチームにしたい。選手との距離感は(監督になっても)変えていかないつもり。ちょっと近いくらいでいいのかなと思う」

 ■井口資仁(いぐち・ただひと) 1974年12月4日、東京都出身。国学院久我山高から青学大を経て、97年にドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。2005年から4年間、大リーグ、ホワイトソックスなどでプレー。ホワイトソックスではワールドシリーズ制覇に貢献。09年にロッテで日本球界に復帰した。日米通算で2254安打。

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