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帝京大、9連覇王手 盤石の試合運び「今季一番」 ラグビー大学選手権

 ラグビー大学選手権準決勝(2日、帝京大31-12東海大、秩父宮)絶対王者らしい完勝だった。帝京大が昨季まで2年連続で決勝を戦ってきた宿敵・東海大を31-12で下し、9大会連続大学日本一に王手。FB尾崎は「今シーズンで1番のゲーム」と大一番で力を出し切れた満足感に浸った。

 キックオフ直後のノーホイッスルトライで先制を許しても慌てない。前半10分に同点とし、前半終了間際に逆転に成功。後半中盤までの連続トライで勝負を決める危なげない試合運びを、岩出監督は「(先制トライが)選手を引き締める方向に働いた」と振り返った。

 フィナーレに向けてチームの完成度は高まるばかりだ。個々の突破力やタックル力に頼るのではなく、常に周囲を味方が固める。チームとしての意思統一があるからこその分厚いサポート態勢が、攻守に頭一つ抜けた強さを支えている。

 決勝では11月の対抗戦で41-14と一蹴した明大と対戦する。「対抗戦で勝っているが、まったく別のチームと対戦するつもりで準備したい」とフッカーの堀越主将。難敵撃破に慢心せず、さらなる成長の糧とする帝京大に死角は見当たらない。(産経新聞、奥山次郎)

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