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巨人・小林「1億円捕手」に足りないもの 微増だったオフ査定、2年連続リーグ最下位打率に球団側が注文 (1/2ページ)

 巨人・小林誠司捕手(28)は昨季、2年連続で規定打席に達し、ゴールデングラブ賞も初受賞。ところがオフの契約更改では辛口の査定を受けた。1億円プレーヤーへの道は開けるのか。

 小林は4日、自主トレ先のサイパン出発を前に成田空港で「年も明け、新しいシーズンに向けてしっかり体を作っていかないと。身の引き締まる思い」と話した。

 昨季は開幕前に侍ジャパンの正捕手としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場し守備はもちろん、しぶとい打撃でも活躍。チームに戻っても息切れすることなく、自己最多の138試合に出場した。

 だがWBCでチームトップの打率・450と打ちまくった打撃は、魔法が解けたかのように、シーズンでは8月まで打率1割台を低迷。代打を送られる機会も増えた。最終戦の10月3日・ヤクルト戦(神宮)では先発を外れたが、代打の1打席でちょうど規定打席到達。ところがこの基準クリアが査定には全く響かなかった。

 契約更改交渉の席では、球団側に「来季は打つ方でも貢献してくれ」と注文をつけられ、わずか400万円増の年俸5400万円でサイン。2年連続でリーグ最下位の打率・206という記録だけが残り、恥のかき損となった。

 盗塁阻止率は2年連続リーグ1位で、捕逸はわずか2。ゴールデングラブ賞の評価も、守りの貢献だけでは年俸も頭打ちだ。小林は「打たないことには試合に出る数も減ってくる。捕手の先発争いは横一線。競争で勝っていかないと」と危機感を強めている。

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