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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】C大阪・MF水沼宏太の劇的決勝弾を父が解説 走ってナンボ、常にゴール狙う姿勢見せた (1/2ページ)

 今年の天皇杯決勝(元旦=埼スタ)はC大阪が延長の末、横浜に2-1で逆転勝ちし前身のヤンマー時代以来43大会ぶり4度目の優勝を果たしました。延長後半5分に値千金の決勝ゴールをヘッドで決めたのは、わが長男、宏太(27)。私自身、現役時代に日産自動車、横浜マリノスで6度の天皇杯優勝経験があり、97回を数える天皇杯で大会史上初の“親子優勝”だそうです。

 これまで息子を褒めたことはなかった私ですが、天皇杯の決勝ゴールはお見事でした。延長戦終了までの120分間、休むことなく走り切った中でのゴールだけに、なおさら価値が高い。レベル、年齢に関係なく、サッカーは走ってナンボ。そしてどんな試合でも常にゴールを狙う心構えが重要。サッカーの基本中の基本を思い出させてくれました。

 また、延長後半となればピッチ上の選手は全員疲れています。この状況では「必ずボールが来る」と味方を信じて走り込まないとゴールは決められません。左サイドからFW山村が入れたクロスを頭で決めた一撃は、彼のイメージ通りだったはずです。

 後半20分の同点ゴールも、彼のミドルシュートが相手GKに阻まれこぼれたところを、FW山村が押し込んだもの。これも常にゴールを狙っていたからこその得点です。

 彼がJリーガーになるにあたって、実は私は何も強制していません。ただ私の背中は見てくれていたようです。

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