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世間との感覚にズレ…相撲協会に甘すぎないか池坊議長 事件把握も公表しなかった執行部に疑問 (1/2ページ)

 日本相撲協会の臨時評議員会で貴乃花親方の理事解任が承認されたことを受けて、池坊保子議長が記者会見をしたが、首をかしげたくなるような発言もあった。

 池坊議長は「相撲道は礼に始まり礼に終わるといわれている。上司で先輩でもある八角理事長が、何度電話しても応答なく、折り返しの電話もないのは、著しく礼を欠いていた」と、貴乃花親方が元横綱日馬富士の暴行事件で被害者の貴ノ岩や自身に対する協会側の聴取要請を拒否し続けたことを非難。

 「貴乃花理事には理事解任を厳粛に受け止め真摯に反省し、今後は協力し合い礼を持って行動してもらいたい」と苦言を呈した。

 しかし、事件を把握していながら、公表しないまま九州場所に突入した協会執行部の対応にも疑問が残る。

 池坊議長は「(鳥取県警から)11月1日に連絡があり『事情聴取をしたいと思いますが、大切な本場所(同12日初日の九州場所)を控えているので、マスコミに漏れないように。力士たちも動揺しないように。終了後に本格的な捜査に入りたい』と連絡がございました」と説明。「私は県警も大変温かく人間味があるのだなと、ちょっと感動いたしました。隠蔽という意味ではなく、本場所を終えたら速やかに公表し、鳥取県警と連絡を取り合いながら聴取をしたいと考えていた」と続けたが、もし九州場所3日目の14日に新聞報道で事件が発覚していなければ、加害者の元日馬富士が千秋楽まで土俵に上がり続けていた可能性が高いわけで、世間の感覚とズレがある。

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