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前代未聞! 横浜Mの10番が2季連続流出の裏事情 斎藤学“0円”で川崎へ

 J1川崎が横浜の10番、元日本代表FW斎藤学(27)を完全移籍で獲得した。

 8歳で横浜の下部組織に入団して19年間在籍した斎藤は12日、「恩をあだで返してしまうことになってしまいました」などと異例の長文コメントを発表。昨季悲願のJ1初優勝を決めた川崎は、3年かけて総額22億8800万円の賞金を受け取ることが決まり、このオフの大型補強が注目されていた。しかも横浜との契約が満了した斎藤の移籍金は「0円」で超お買い得物件だ。

 横浜は一昨年オフ、中村俊輔が磐田に移籍。2季連続でチームの顔である「10番」が慰留を振り切る形で流出したのは、Jリーグでも過去に例がない異常事態だ。

 横浜は昨季リーグ戦5位、天皇杯準優勝とまずまずの成績をあげたが、フランス人のモンバエルツ監督(62)が退任。フロントは契約満了を強調したが、選手との確執は「横浜以外の選手でも知っていた有名な話」(Jリーグ関係者)だった。

 しかし、前任者に続いて次期監督も、少数株主で海外からの選手、監督獲得ルートを握っているシティ・フットボール・グループの意向を優先し、W杯ロシア大会への出場をプレーオフで決めながら豪州代表監督を辞任したポステコグルー氏(52)に決めた。

 J2福岡・井原正巳監督(50)や日産時代の有力OBたちはマリノス再建に向けてやる気満々だったが、今回もその思いはソデにされ、2季連続でチームの顔、それも日本人エースに出ていかれることになった。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

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