記事詳細

稀勢の里、貴景勝に黒星、復活場所へ険しいスタート

 大相撲初場所初日(14日、両国国技館、観衆=1万816)軍配は稀勢の里を差したが物言いが付き、協議の結果、差し違え。あと一歩足が出ず、3横綱で唯一の黒星を喫した。

 激しい突き押し合いで後退。しかし、土俵際で踏ん張って左おっつけを繰り出し逆襲した。勝負ありかと思われたが、貴景勝は体勢を崩しながら捨て身のとったり。両者ほぼ同時に落ちたが、稀勢の里の左肘が先についていた。

 先場所も敗れた21歳の新鋭に敗北。前途は険しいが、痛めた左腕からの攻めも見られるなど、復調気配もうかがわせた。土俵下で見守った藤島審判長(元大関武双山)は「内容は悪くない。力強い立ち合いだ。あとは土俵際の詰めだけ」と評価した。

 まだ初日が終わったばかり。本人も「またここから。明日は明日でしっかりやるだけ」と視線を前に向けた。(産経新聞、藤原翔)

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう