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村田、転職難の背景に古巣一部スタッフの妨害工作 ロッテ獲得姿勢も急きょ撤回…

 昨季限りで巨人を戦力外となり、いまだ新たな所属先が決まらない村田修一内野手(37)。転職難の背景には、巨人内部から他球団へ向けた“ネガティブキャンペーン”があった。

 昨年10月13日の戦力外通告から3カ月。まさかの展開だ。村田の巨人入りの道を開いた当時の指揮官、原辰徳氏は今月9日に「この時期はもう12球団、編成も終わるでしょう? (獲得オファーが)ないってことはねえ…」と首をひねった。

 昨秋の段階では「どこかがしっかりと手を挙げるのではないか。彼の特長は頑丈であること、そして守備力があること」と楽観的な見方を示していた。決して身びいきではあるまい。2016年にセ・リーグ三塁手のベストナイン、ゴールデングラブを同時受賞。昨季序盤は代打要員も三塁の定位置を奪回し、規定打席未満で14本塁打と長打力も健在。これで、年俸数千万円でも新天地が決まらないのは不自然だ。

 実際にロッテ・井口新監督は就任時、村田獲りに前向きな姿勢だった。ところが急に撤回した裏には「よその球団が手を引くよう、あることないこと吹いて回った巨人のスタッフがいる」と球界関係者は明かす。真に受けて敬遠した球団は他にもある。村田の選択肢を広げるため、トレードでなく自由契約にした鹿取GMの配慮を、身内が無にする異常な構図だ。

 神奈川県内で自主トレを続ける村田は、独立リーグ複数球団の打診を受けるが、今季中のNPB復帰を見据え身の振り方を熟考中だ。

 神様は乗り越えられない試練を与えないというが…。スポーツマンシップからほど遠い妨害工作で、村田の選手生命が絶たれるようでは、この世界に神も仏もあったもんじゃない。(笹森倫)

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