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沈黙貫いた貴乃花親方、夕刊フジ記者に心境吐露「本当に何も心配しないでください」 (1/2ページ)

 元日馬富士による暴行事件発覚以降、報道陣に対して沈黙を貫いてきた貴乃花親方(45)=元横綱=が初場所2日目の15日、夕刊フジ記者に初めて口を開いた。

 貴乃花親方は初日に続いてこの日も、貴乃花部屋初の三役力士となった貴景勝の一番を見ることなく早めに部屋を退出し、駐車場へと続く両国国技館内の通路を歩き始めた。

 幸い、追いかけるマスコミは私だけ。「親方!」と3度呼びかけた。振り返らない。私は現役時代に担当記者として取材した旧知の仲だが、もう忘れてしまったか。

 ここでちょっとした奇跡が起きた。親方がおもむろに膝を折り、廊下に落ちていた紙くずを拾ったのだ。これは、幼少の頃に父親(元大関貴ノ花=故人)にしつけられてからずっと習慣にしていることである。

 私はゴミを受け取ろうと、親方の目の前に手を差し出した。「あっ、久保さん!」。昔と変わらない屈託のない笑顔が現れた。思わず「みんな心配しているよ。大丈夫?」と聞いてしまった。

 「大丈夫、大丈夫ですって。本当に。何も心配しないでください。大丈夫ですから、ね」。自信ありげな笑顔を残し、最後はこちらへ左手を上げて車に乗り込んだ。

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