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20年前の「カズ落選」、岡田監督の決断は正しかったのか (1/2ページ)

 2月7日、カズこと三浦知良の所属する横浜FC(J2)と岡田武史氏がオーナーを務めるFC今治(JFL)が宮崎・日南総合運動公園で練習試合を行なう。過去に監督と選手として何度も対戦してきた岡田氏とカズだが、20年経った今も所属チームの練習試合が話題に上るほど、20年前の『カズ落選』は衝撃的な出来事だった。

 日本が初めてW杯に出場した1998年、岡田監督は開幕直前に長らく日本サッカー界をエースとして引っ張ってきたカズをメンバーから外した。結果は3戦全敗で予選リーグ敗退。その後、岡田氏はコンサドーレ札幌や横浜Fマリノスの監督を務め、2010年のW杯南アフリカ大会でも指揮を執り、日本をベスト16に導いた。

 カズはクロアチア・ザグレブ、京都サンガ、ヴィッセル神戸、横浜FCと渡り歩き、50歳を超えた今でも現役サッカー選手としてピッチに立っている。

 1997年、W杯予選初戦のウズベキスタン戦で4ゴールを奪ったカズは、3戦目の韓国戦で尾てい骨を痛めた後も強行出場したことで状態が悪化し、満足なパフォーマンスが見せられなくなっていた。日本が勝利から見放されたことで、サポーターのバッシングの矛先はカズに向かっていった。イランとの第3代表決定戦ではカズと途中交代した城彰二が同点ゴールを決め、チームがW杯初出場を決めたことでカズ不要論はさらに過熱していった。

 1998年になると、カズは代表に呼ばれはするものの出番は限られ、日本を出発する直前の5月のキリンカップでも2試合を通じて1度もピッチに立つことはなかった。

 そして、6月2日合宿先のニヨンで岡田監督はカズ落選を発表。会見で理由をこう話した。

 「カズに関してはトップの中で今、城を柱として考えていて、交代でどういう選手を使っていこうかと。アルゼンチン、クロアチア、ジャマイカという試合を想定した場合に使うチャンスがないと判断しました」

NEWSポストセブン
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