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姑息な戦術、白鵬が282万円カットの“無給場所”休場 休んで細く長く続けることが得策か (1/3ページ)

 給与のもらえない場所など本気を出すに及ばないということか。横綱白鵬(32)は初場所5日目の18日、休場した。4日目に2敗目(2勝)を喫し、左足親指も痛めた。横綱審議委員会(横審)から得意の『張り手』(平手打ち)、『かち上げ』(肘打ち)を非難され封印。元日馬富士の暴行事件に絡んで日本相撲協会から1月無給の処分を受けており、もともとモチベーションは低い。親方として協会に残るためにも、現役を無理せず、細く長く続けることが得策という狡猾な思惑も見え隠れする。

 休場は2場所ぶり7度目で、横綱昇進後は5度目。18日朝、墨田区の病院で「左母趾MP関節靱帯損傷、右母趾末節骨骨挫傷・爪下血腫で全治2週間」と診断され、診断書を提出した。

 師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「昨日見ただけでも、相当左は腫れていた。『今日も取りたかった。ちゃんと治して、また取りたい』と言っていた」と説明した。

 4日目に平幕嘉風にはたき込みで敗れ、2敗目を喫した白鵬は、付き人の右肩に手を置き、足をひきずりながら、支度部屋から駐車場へ向かった。初日の朝稽古で右足親指を痛め、さらに足を滑らせ、2006年の大関時代に痛めた古傷の左足親指も負傷した。肩を借りる姿はややオーバーに見えた。

 白鵬は「いいところがない。(5日目以降は)やってみないとわからない」と話していたが、薄ら笑いを浮かべることもあり、悲壮感はあまりうかがえなかった。

 もともと、今場所は気合が入りにくい状況があった。元横綱日馬富士が十両貴ノ岩に暴行を振るった現場にいながら、すぐに止められなかったとして、相撲協会から1月は無給(約282万円カット)、2月は50%(約141万円)カットの処分を受けた。

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