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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「春」》17年ぶりの春高バレー 国際色豊かな大会に (1/2ページ)

 年明けすぐに「春高バレー」として知られる第70回全日本バレーボール高等学校選手権大会が行われた。試合が行われている会場に2001年以来、17年ぶりに足を運んだ。17年前というと、今大会、春高バレーの舞台に立った高校生の中には、まだ生まれていない選手もいる。月日の流れを感じ、少なからずショックを受けた。

 17年前は入社1年目。群馬・前橋支局に勤務していた記者にとって、初めてのスポーツ取材が春高バレーの県予選だった。全国の大舞台を目指して、試合に臨む高校生はまぶしかった。その年、県代表となったのは、男子が伊勢崎東、女子が高崎商大付。監督に怒られて泣きながら練習をしていた選手が、全国大会で「ここぞ」の場面で得点を決めるエースアタッカーとして大活躍した姿を見たときは、うれしかった。試合に負けた時は、思わずもらい泣きしてしまった。

 女子の高崎商大付は今大会も出場した。残念ながら、初戦で福井工大福井にストレートで負けてしまったが、当時から指揮を執っている上和田直監督は健在で、コート上で選手に以前と変わらない熱い指導をしていた。

 ちなみに、全国大会の会場は現在、東京体育館で行われているが、当時は国立代々木競技場第一体育館。開催時期も1、2年生の出場する大会として、3月に行われており、のちに女子バレー界を牽引した「メグカナ」こと栗原恵と大山加奈が1年生で出場していた。

 今や国民的アイドルグループへと成長した「嵐」がまだデビュー3年目で、開会式で応援ソング「はなさない!」を歌っていたことも強く印象に残っている。

 久しぶりの春高バレーの現場で感じたのは、国際化が進んでいることだ。女子で優勝した金蘭会(大阪)のアタッカーの宮部愛芽世(あめぜ)=1年=は、元全日本代表の宮部藍梨(あいり)の妹。ナイジェリア生まれの父と日本人の母を持ち、決勝では12得点を挙げ、全国制覇の原動力となった。今後の成長が楽しみな選手だ。また、ガーナ人の父親を持つ八王子実践(東京)の東谷玲衣奈(とうこく・れいな)=3年=は、身長178センチ、最高到達点303センチと身体能力は高く、次世代の全日本候補として期待されている。

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