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【福島良一 メジャーの旅】44歳で終わった年齢の壁 イチローは“世界の盗塁王”をどこまで超えるか (2/2ページ)

 されど野球を諦め切れず、06年にはメッツで打撃コーチをしながら現役復帰のチャンスをうかがった。しかし、独立リーグ以外からは声が掛からず、1年間休むことを選択。47歳になっても現役にこだわり、決して「引退」という言葉を口にしなかった。

 07年に古巣アスレチックスのビリー・ビーンGMが彼の偉大な業績をたたえて1日契約を提案したが、「俺は毎日プレーしたいんだ」と一蹴。やがて、09年に有資格1年目で殿堂入り。そのときも50歳で現役復帰の意欲を見せていたが、夢はかなわなかった。

 こうして、世界の盗塁王ヘンダーソンが挑み続けながら最高峰の舞台では44歳で終わってしまった年齢の壁を、現在同じ44歳のイチローがどこまで超えていけるのか。メジャーでの挑戦を見続けたい。(大リーグ評論家・福島良一)

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