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「相撲の神のたたりじゃ」黒鉄ヒロシ氏が読み解く2横綱休場 稀勢の里の「体」と白鵬の「心」に懸念

 横綱白鵬(32)に続き、稀勢の里(31)までが途中休場に追い込まれた大相撲初場所。好角家で知られる漫画家の黒鉄ヒロシ氏は「相撲の神様のたたりなんじゃないか」と皮肉を込め、両横綱の「体」と「心」に懸念を示した。

 横綱の休場について「ボクシングで1ラウンドにボコボコにされた選手が『試合やめます』と言ったらお客さんは怒るけど、横綱は面目を保つことが許されている。ここが、相撲とほかのスポーツが違う決定的な証左だ」と話す黒鉄氏。

 そのうえで、昨年夏場所以来5場所連続となった稀勢の里について「『やると決めたら、最後までやり抜く』なんていらんことをいうから、余計にみっともなくなってしまった。2~3場所休んだっていい。完璧に治してから出てくるべきだ」と提言する。

 白鵬については「昔は基本に忠実だったが、張り手やかち上げをかまして体勢がよくなってから攻める姿勢に変わっていった。猫だましまでやるのは最低だった。今場所はそれらを封印せざるを得なかったため心技体の『心』が弱っていたと思う」と分析。「今後、見どころが増えたということだろう」と再起に期待を寄せる。

 黒鉄氏は「見る側」の問題点についてもこう指摘した。

 「稀勢の里を“和製横綱”と呼ぶなど日本人をひいきしたい気持ちは分かるが、そうした本音を表に出すのは恥ずかしいことだ。地域の美しさが残っていた小さな村を『開かれた社会にしよう』といろいろなものを取り入れた結果、『元の方がよかった』というのに似ている。両横綱の休場は、見る側も反省するいいチャンスだろう」

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