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闘将・星野氏の“遺言” ヤクルト・克則コーチに「村上を育てろ」

 昨季球団史上ワーストの96敗を喫し最下位に沈んだヤクルトは、巻き返しを期す春季キャンプで、ドラフト2位の大下佑馬投手(三菱重工広島)ら大学・社会人出身の新人6人が1軍(沖縄・浦添)スタートを切る。一方、捕手から三塁にコンバートされた1位の村上宗隆内野手(九州学院高)は、じっくり育てる方針から2軍(宮崎・西都)に回ることが決まった。

 高校通算52発で「九州のベーブ・ルース」の異名をとった村上を、高く評価していたのが、4日に亡くなった星野仙一さんだった。

 野村克則2軍バッテリーコーチ(44)が阪神時代の監督で、明大の大先輩でもある星野さんの殿堂入りパーティー(昨年11月28日)に出席したときのこと。あいさつに行くと、開口一番「おい、いいの獲ったな。村上の打撃はいいぞ。おまえ、ちゃんと育てろよ!」とげきを飛ばされたと明かした。

 楽天は昨秋のドラフト会議で、ヤクルト、巨人とともに、日本ハム入りした清宮幸太郎を最初の抽選で外し、この3球団が外れ1位で村上を指名。小川監督が引き当てた。楽天の球団副会長として出席していた星野さんが、村上を捕手で使おうと考えていたかどうかは、今となっては定かでないが、打撃には太鼓判を押していたという。

 くしくも野村コーチは今季から2軍担当に配転。「星野さんは顔色はよくなかったけど、しっかりと話していたのに…」と振り返るが、闘将の遺言をしっかり守らなければいけない。

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