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相撲協会の黒い連鎖、実態調査へ 暴力だけじゃない!裏金、器物破損、もみ消し… (1/2ページ)

 林芳正文部科学相は26日の閣議後の記者会見で、大相撲春日野部屋の傷害事件を日本相撲協会が公表していなかった問題を受け、協会による相撲界の暴力行為の実態調査が必要との認識を示した。スポーツ庁も25日、経過報告を要請した。連続している相撲協会の不祥事だが、まだ氷山の一角ともいわれており、調査要請でこれまで公表されていない不祥事がさらに明らかになる可能性もある。隠蔽体質を主務官庁に指摘され、公益財団法人としての資格を問われる事態といえる。

 返答しだいでは八角理事長(54)=元横綱北勝海=の現体制は重大な責任を問われかねない。

 林文科相は、「過去に暴力事件があったことは大変遺憾。しっかりと説明責任を果たしていただきたい」と相撲協会に懸念を示していたが、26日には実態調査の必要性に言及した。

 昨年12月、元横綱日馬富士関の暴行問題で協会危機管理委員会が「すべての力士等を対象としたアンケートの実施を検討すべきである」と提言していることから、林文科相は、「文科省としても(調査が)適切に行われるよう、協会の対応を注視してまいりたい」と述べた。

 これで相撲協会は不祥事の調査、公表から逃げることができなくなった。林文科相は「再発防止の徹底の観点から、問題が起きた場合には、(国に)原則報告していただきたいと思っている」と求めている。

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