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【福島良一 メジャーの旅】エ軍から初の殿堂入り! 42歳ブラジミール・ゲレロは素手でバット振り回す野性スラッガー (1/2ページ)

 今年の米野球殿堂入り選手に4人が選出された。“二刀流”大谷翔平投手の獲得で話題を呼ぶエンゼルスにも、初の殿堂入り選手が誕生する。ドミニカ共和国出身で現在42歳のブラジミール・ゲレロだ。

 1996年にモントリオール・エクスポズでデビュー。元祖“5ツールプレーヤー”(ミート力、パワー、走塁技術とスピード、守備力、送球能力を併せ持つ)ともいえる存在で、98年から5年連続打率3割、30本塁打、100打点をマーク。スーパースターの仲間入りを果たした。

 一方で「バッドボールヒッター(悪球打ち)」として名高く、鼻から爪先までどんな悪球もスタンドまで運ぶ。また、ヘルメットは松やにだらけで、手袋をはめずに素手でバットを豪快に振り回す、まさに野性味あふれるスラッガーだった。

 2004年にFA市場最大の目玉選手として、エンゼルスと当時破格の5年7000万ドル(約77億円)で契約。ア・リーグ移籍1年目からチーム3冠王となり、18年ぶりの地区優勝に貢献。ドミニカ出身者では史上4人目のMVPに輝いた。

 以来チームの主砲として働き、6年間で5度も地区優勝に導いた。しかし、09年にケガの影響もあって自己最低の成績に終わり、シーズン終了後にFAとなった。ちなみに、翌年ゲレロに代わってエンゼルスに入団したのが松井秀喜だった。

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