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巨人、ビッグデータ化の勝算 “直感派”由伸監督は実戦に生かせるか、未導入は広島だけ (1/2ページ)

 昨季7勝18敗と広島に圧倒された巨人は、情報戦に活路を見いだす。高性能弾道測定器「トラックマン」などで収集したビッグデータで、12球団で唯一トラックマンを未導入の広島に差をつけようというもくろみだ。

 「昨季を振り返ると、広島に大きく負け越していることが響いた。どうやって克服するかが話の中心。データを実戦にどう生かすか、現場との連携も含め戦力強化につながるよう取り組みたい」

 年頭に球団方針を確認するスタッフ会議後、老川オーナーは「データ」という今季のキーワードを強調した。

 米大リーグではデータを活用した情報戦が新時代に突入。その代表例が全30球団で運用されているトラックマンだ。軍事レーダーの応用で、ボールの回転数や打球の角度など75項目の数値を測定可能。技術向上や対戦相手の分析、故障防止などに役立てられている。

 日本でも2014年の楽天を皮切りに導入が相次ぎ、巨人は昨年から東京ドームとジャイアンツ球場に設置。今月1日付の職制改正では、戦略室からデータ解析担当の部署を独立させ、「データ分析室」を7人体制で新設した。今春キャンプでは、持ち運びができるトラックマンの簡易版「ラプソード」を持ち込み、ブルペンでの投手陣のデータ収集などにあたる。

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