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【高校野球 新・名将列伝】門馬監督「ライバルは大阪桐蔭、西谷監督」と闘志 高校球界盟主の座かけ対決へ (1/2ページ)

★東海大相模・門馬敬治監督(4) 

 高校野球の2大激戦区といえば、神奈川と大阪だろう。ともに「勝ち抜くのは、甲子園で優勝するより難しい」とまでいわれる。この両地区でトップに立つ監督が、東海大相模の門馬敬治(48)と大阪桐蔭の西谷浩一(48)だ。

 両校とも、第90回選抜高校野球大会(3月23日開幕=甲子園)への出場が決まった。

 西谷は過去、春夏通算13度の甲子園出場で優勝5度、通算42勝。門馬は8度出場で優勝3度、21勝とリードされているものの、「東西の雄」であることは間違いない。

 慎重な西谷は何も言わないが、門馬は公言する。「最大の目標であり、ライバルと思っているのが西谷監督。常に僕を奮い立たせてくれる存在です」

 2人には共通点が多い。1969(昭和44)年生まれの同級生で、ともに29歳で監督になった。そして、高校・大学時代の不遇。2人とも選手を断念して裏方としてチームを支えた。

 この経験をチーム作りに生かし、指導者としての大成につなげた。

 門馬が高校時代は甲子園に縁がなく、大学でもケガ続きで選手生命を絶たれ、マネジャーや学生コーチなどの役目に甘んじたことは、すでに紹介した。

 西谷もよく似ている。報徳学園(兵庫)では下級生の不祥事で甲子園の道が閉ざされ、1浪して入った関西大では故障に泣いた。4年時は主将になったものの、試合には出られず、スコアラー役などをこなした。

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