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「人生で忘れられない日になった」初優勝の栃ノ心、連続2ケタなら5月は大関とり (1/2ページ)

 ■千秋楽=28日、東京・両国国技館

 千秋楽の土俵で力強く遠藤を寄り切り、14勝で初優勝に花を添えると、表彰式では「君が代」をファンとともに歌った。「日本人のような『心』を持った強い力士になってほしい」と師匠の春日野親方が、しこ名に願いを込めた栃ノ心らしい光景だった。

 「優勝できたのは親方、おかみさん、部屋のみなさん、日本のみなさん、そして私の国のみなさんのおかげ。本当にありがとうございます」

 土俵下の優勝力士インタビューの初々しい受け答えに、大きな拍手が起こった。

 初優勝を決めたのは前日の14日目。初土俵同期の松鳳山と激しい突っ張り合いから、不得手の左四つになったが、かまわず寄り切った。

 「人生で忘れられない日になった」と涙を隠さなかった。母親の猛反対にあいながらも「相撲で身を立てたい」と入門し、こつこつと努力を積み重ねてきた。

 「師匠(元関脇栃乃和歌)にはよく怒られたよ。自分のことを思っていてくれたからで、本当にありがたいと思っている」

 平成25年名古屋場所で右膝を痛め3場所連続休場で入院したときは、体重が30キロも減少。番付も幕下まで落ち、砂浜でのトレーニングで筋力回復に取り組んだが、「回復に1年近くかかった」。

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