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金本阪神、若手偏重キャンプの是非 中堅組は軒並み2軍スタート

 3年目の金本阪神。2月1日にスタートする沖縄・宜野座での1軍キャンプの参加メンバーを見ると、若手とベテランだけで、“中堅”組がすっぽり抜け落ちている。

 28日には40人の参加メンバーのうち、ベテランと外国人選手を除く大半が空路で沖縄入りした。29日から同地で開かれている合同自主トレで汗を流す。1軍キャンプ初参加の19歳右腕・才木は「一番年下ですが、全体的にレベルアップを図り、狙ってチャンスをとりたい」と意気込んだ。

 「鍛えて育てる」方針を掲げる金本監督の期待通り、若手の競争は年々激化。今年も投打ともに多くの若虎が沖縄行きのキップをつかみ、チーム関係者は「ライバルが目の前にいる分、いい意味で競争をあおれる環境だね」と評す。

 福留、鳥谷、糸井ら実績十分のベテランと伸びしろが大きい若手が成長し融合すれば、大いに戦力アップが見込めるが、その裏で実力がある程度計算できる中堅メンバーが軒並み高知・安芸の2軍キャンプに回る。

 昨秋、右足関節の鏡視下手術を受け復活を目指す上本はともかく、昨季代打の切り札として活躍した伊藤隼や代走、守備固めなどで出場した森越、荒木、今成ら「アラサー世代」がズラッと並ぶ。前出関係者は「1軍は基本的に若手に合わせた練習メニューになるから中堅にはキツいよ」と説明するが、自己管理をしながら2軍でチャンスをうかがうことには「精神面での大変さが伴う」と指摘する声もある。

 ファーム首脳陣は選手に対し「結果を出せば上(1軍)に推すから頑張れ」とフォローしているという。13年ぶりの優勝には、中堅組の奮起も必要になるはずだ。(山戸英州)

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