記事詳細

【江尻良文の快説・怪説】セ・リーグCS、日程改正点なしの理由とは? 昨年“泥んこ試合”に批判集中…もはや巨人、中日頼み

 大山鳴動してネズミ一匹すら出なかった。2018年度のセ・リーグクライマックスシリーズ(CS)日程が29日に発表されたが、改正点なし。昨年のファーストステージで、阪神-横浜DeNA戦を大雨の中で強行し“泥んこ試合”に批判が集中。改正案が百出したが、結局何も変わらずじまいだ。

 「予備日を1日でなく、ファイナルステージ同様2日間に増やすべき」「中止があったら、ダブルヘッダーにすればいい」「使っていないドーム球場を借りればいい」…CSの過密日程解消のため、外野席からはさまざまな改革案が飛び出したが、セントラル野球連盟は従来通りの日程を発表した。

 10月13日から15日までシーズン2位の本拠地で3位とのファーストステージが行われるが、予備日は16日のみ。17日から1位とファーストステージ勝者とのファイナルステージが始まる。

 セ連盟側に打つ手がないのは「梅雨の時期に中止になる分を考えると、ペナントレースの予備日期間は10月1日から11日まで必要。CSの前倒しは不可能」「ダブルヘッダーはお客さんの入れ替え、チケットの販売などで混乱するのでやらない」「使っていないドーム球場を借りるといっても、急にそう簡単にはいかない」といった理由による。

 結局、楽天とロッテ以外の4球団の本拠地がドーム球場のパ・リーグと違い、巨人、中日の2球団だけのセ・リーグはCSが屋外球場で開催される確率が高いわけで、天気頼みとなる。安定した運営のためには、昨季11年ぶりのBクラスに転落した巨人、5年連続Bクラスの中日の奮起を願うしかない。(江尻良文)

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース