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阪神・藤浪にちびっ子ファン獲得指令 昨季3勝も成績以上に回復しなければならない課題

 昨季3勝ともがき苦しむ阪神の藤浪晋太郎投手(23)には、成績以上に回復しなければならない大事な課題がある。ちびっ子ファン人気だ。

 大阪桐蔭高時代に春夏連覇を達成し、当時から知名度は全国区。入団まもなくプロでも成績を出し、長身から投げ下ろすフォームや穏やかな笑顔で、子供たちの憧れの選手となった。

 球団関係者も「彼が活躍すれば、次世代を担う子供たちにファンになってもらうために大きなアピールになる」。藤浪の活躍は、息の長い虎党をゲットするためにも不可欠なのだ。

 球団の営業担当者も、藤浪の動向に熱視線を送ってきた。入団初年度の2013年には、年間のグッズ売り上げが高校の先輩である西岡と1、2位を独占した実績もある。「新人投手が1位に輝いたのはすごいこと。今年は何としてもやってもらいたい」。

 29日には、沖縄・宜野座村の先乗り合同自主トレに参加。さっそくブルペン入りし、今月米大リーグ・ドジャースの左腕カーショーらに学んだブレーキの効いたカーブなど約50球を投げ込んだ。「いつも通り。いきなり武器になる球種はない」と涼しい表情だったが、調整は順調なようだ。

 今でこそ、エンゼルスに入団した大谷翔平が注目を浴びているが、甲子園のライバルでもあり、本来は藤浪だってそのくらいの人気を誇ってもおかしくはない立場だ。ファン層拡大で、誰よりも大きな期待がかけられている。(山戸英州)

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