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【田代学 ダッグアウトの裏側】野球殿堂、守備の名手に票が集まらなかった理由 米ベテラン記者「有力候補が多くいると…」 (1/2ページ)

 やはり守備力への評価は低く、“名手”が苦戦した。日本時間1月25日に発表された、米野球殿堂入り選手の投票結果に対する率直な感想だ。

 4氏(チッパー・ジョーンズ、ウラジーミル・ゲレロ、トレバー・ホフマン、ジム・トーミ)の選出は予想通り。注目していたのは、いずれも守備の名手で、初めて殿堂候補となったオマー・ビスケル(50)=元インディアンスなど、スコット・ローレン(42)=元フィリーズなど、アンドルー・ジョーンズ(40)=元ブレーブスなど=各氏への投票数だった。

 ゴールドグラブ賞の受賞数は、ビスケル氏が遊撃手で歴代2位の11度。三塁手でローレン氏の8度、外野で楽天でもプレーしたジョーンズ氏の10度は、いずれも歴代3位だ。3氏への投票数は、殿堂入り選考で守備力がどれくらい重視されているかを測るバロメーターになる。

 結果はビスケル氏が156票(37%)で10位、ローレン氏が43票(10・2%)で17位、ジョーンズ氏が31票(7・3%)で19位。3氏とも選出ラインの得票率75%には遠く及ばなかったものの、同5%以上で来年の候補には残った。

 予想以上の惨敗だったのがベネズエラ出身のビスケル氏だ。インディアンスなど6球団で24年間プレーした名遊撃手は、歴代1位の併殺数1734。非力ながらスイッチヒッターとして通算2877安打も記録した。

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