記事詳細

「夢より現実」知った涌井がロッテ残留 「井口監督、胴上げする気持ち強くなった」

 米大リーグ移籍を断念しロッテ残留を決めた涌井秀章投手(31)。1月30日にキャンプ地の沖縄・石垣島に入り、球団を通じてコメントを発表した。

 「昨晩、契約を行いました。FAを宣言したときから日本のキャンプインまでには結論を出すと決めていました。決断の時期に差し掛かり、愛着のあるマリーンズで、現役時代からお世話になった井口監督を胴上げするために投げたいという気持ちが強くなりました。契約が完了をした今はマリーンズのことだけを考えています」

 今オフはオリックスの平野佳寿(33)がダイヤモンドバックスと2年600万ドル(約6億5000万円)、ポスティングシステムで西武の牧田和久(33)がパドレスと2年総額400万ドル(約4億3000万円)で契約したが、メジャーは甘くない。

 FA市場ではベテラン選手の契約が進まず、ダルビッシュ有投手(31)=ドジャースからFA=ですらなかなか移籍先が決まらない。涌井の撤退の決断の方が、結果的に充実した30代のキャリアにつながる可能性も十分にある。

 夢だけで米国に渡る時代は終わった。己を知って立ち振る舞った方が、無理してメジャーに挑戦するよりもずっと有意義な現役生活になるということもある。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース