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【追悼・星野仙一 鉄拳制裁】鬼の形相で「強気でいかんかい!」と気合の一発 楽天投手・福山博之、プロ初勝利に涙を浮かべてくれた (1/2ページ)

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 楽天・福山博之投手(28)は貴重な中継ぎとして4年連続60試合以上に登板。昨季は防御率1・06をマークし、今季年俸はついに1億円を突破した(1億2000万円)。横浜DeNAを戦力外となった福山を見いだし活躍の場を与えたのが、楽天監督時代の星野仙一さんだった。

 僕は2010年ドラフト6位で横浜(現横浜DeNA)に入団しましたが、2年で「野手転向」を打診され、これを断って戦力外に。そのとき「投手」として拾ってくださったのが星野さんでした。

 監督と選手として2年間ともに戦いましたが、とにかく打者に対して攻めに行ってなかったら、怒られました。打たれて下を向いてベンチに戻ろうものなら、「ちょっと待て!」と鬼の形相。直立不動の僕の前に立ち、顔をグッと近づけて「強気でいかんかい!」と気合を入れられました。

 楽天に行くまで、星野さんといえば「プロ野球珍プレー好プレー」で乱闘騒ぎの最前線に立っている印象が強かったですが、実際にお会いすると、メリハリの効いた接し方をされる人でした。

 グラウンドで笑った姿は見たことがない。常に気合の入った目が印象的でした。半面、ユニホームを脱げば「体は大丈夫か?」と常に聞かれ、そのギャップに驚かされました。球団副会長になられてからも「サブ、ケガだけはするなよ!」と声をかけてくださいました。

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