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物足りない若手に阪神・金本監督が猛ゲキ「キツいキャンプになる」「発奮せよ!」

 「勝つために、優勝するためにやっていくぞ、と。いいときも決しておごらず、悪いときもくじけたり諦めたりしないように戦おう」

 就任3年目の阪神・金本知憲監督(49)は1月31日に沖縄・読谷村のチーム宿舎で開いた全体ミーティングで、こうゲキを飛ばした。

 1日スタートの春季キャンプでは、福留、糸井、鳥谷らベテラン勢は別として、「若手、中堅はまだまだ鍛える。キツいキャンプになると思う」と予告している。

 就任直後に比べ、チーム全体に層の厚さができつつある点には手応えを感じている様子。楽しみと不安が「半々だった」という昨年と違い、いまはキャンプを楽しみと思う割合が「7割」に増えたという。「オフにどう過ごしてきたか、選手を信じて楽しみにしている」と話した。

 ミーティング後の会見で今キャンプのテーマを聞かれると、攻守ともに「貪欲に底上げをしていきたい」と繰り返した指揮官。振り返れば、一昨年は当時ルーキーの高山が球団の新人シーズン最多安打記録を更新する活躍だったが、昨季は一転大不振で2軍落ちを経験。代わりに、チーム最多20本塁打を放った中谷、ドラフト1位ルーキーの大山が台頭したが、今季は他球団から厳しい攻めに遭うことが予想され当てにはできない。

 そこで指揮官がミーティング中に声を張ったのが、「ベテランが引っ張り、若手は発奮せよ!」という言葉だったという。野手では福留、鳥谷、糸井をいつまでもフル稼働させられないのは明白。今年41歳の福留は、夏場に昨季計画倒れに終わった「週休2日」を実現することが急務。ベテランが元気なうちに、ある程度次世代の戦力のめどをつけたいのが球団の本音だろう。

 今季から新たに複数年契約を結んだ金本監督。13年ぶりのリーグ優勝に向けて、理想に掲げる「ポジションの固定」に若手がどこまで関われるかがカギになる。(山戸英州)

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