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長友の甘くないレギュラー獲り 出場機会求め名門ガラタサライ移籍も、最大の敵は体力の衰え

 サッカー・トルコ1部きっての名門ガラタサライは1月31日(日本時間2月1日)、イタリア・セリエAのインテル・ミラノから日本代表DF長友佑都(31)をレンタル移籍で獲得したと発表した。セリエAの日本人選手はゼロになる。

 長友は同日、交渉の細部の詰めや身体検査のためにイスタンブール入りしていた。複数のイタリアのメディアによると、期間は2018年6月30日までで、移籍金は150万ユーロ(約2億円)。

 長友は自身のツイッターで「今日でインテル丸7年。2011年1月31日にインテルからオファーがあり、電撃移籍したのを思い出す。感謝の想いで胸がいっぱいです。ありがとう」とつぶやいた。

 長友はJ1FC東京から10年夏にチェゼーナ(イタリア)に移籍。11年には名門インテルに移った。毎年のように現れるチーム内のライバルと競争しながら、丸7年もインテルに在籍し最古参となっていたこと自体、長友の日本人選手離れした偉大さを物語る。ただ、今季はルチアーノ・スパレッティ監督の下で出場機会に恵まれていなかった。

 最後は完全な戦力外扱いとなっていたが、長友はインテルへの思いをつづり、別れを告げた。ツイッターに背番号55のインテルのユニホームの写真を掲げ、「今日から新しい冒険が始まる。愛する仲間よ。7年間ありがとう。インテル命。佑都より」と書き込んだ。

 移籍の大きな理由の1つに、6月開幕のワールドカップ(W杯)ロシア大会がある。日本代表のハリルホジッチ監督は所属クラブで出場機会のある選手を優遇している。長友にとっても試合勘を失うことはW杯へ悪影響を及ぼす。この時期に出場機会を優先し移籍に踏み切った。

 ただ、ガラタサライも強豪で、おいそれとレギュラーを獲得できるチームではない。長友にとって最大の敵は、年齢とそれに伴う体力の衰えだ。運動量が持ち味だけに、コンディションをもう一度整えられるかの勝負になる。トルコも決して甘くない。

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