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貴乃花親方はチャレンジ実らず2票で落選 副理事選、錣山親方も 他一門の切り崩しならず (1/3ページ)

 日本相撲協会は2日午後、1期2年の任期満了に伴い、東京・両国国技館で理事候補選挙を実施した。貴乃花親方(45)=元横綱=は、一門の支持票を持たず、不利を覚悟で丸裸で選挙戦に挑み、落選した。獲得票は2票だった。ただ、果敢な大相撲界改革の志は角界に確実な影響を与えた。元横綱日馬富士の暴行事件で表面化した貴乃花親方の“開かれた相撲”への挑戦はまだ始まったばかりだ。

 11人の立候補者から10人の理事を選ぶ理事選は、101人の親方衆による投票となった。一門の支持票は11票(当確ライン9票)で、貴乃花親方は自分1人の出馬であれば当選は確実だったが、阿武松親方(元関脇益荒雄)とともに2人の出馬を選択した。支持票を阿武松親方に集めて同親方の当選を確実にし、自身は支持票なしで、自力で当選を狙うというチャレンジだったが実らなかった。

 また、副理事候補選も行われ、定員3人に4人が立候補し、錣山親方(元関脇寺尾)が落選した。時津風一門から離れた錣山親方は無所属で貴乃花一門に合流していた。

 理事選前夜の1日、東京・浅草のワイン居酒屋を貸し切りにして午後4時から8時まで開かれた一門会。貴乃花親方が節目の日にワインで乾杯するのはルーティンだ。席上、一門の支持票は阿武松親方(元関脇益荒雄)へ一本化し、貴乃花親方自身は落選覚悟で他の一門からの切り崩し票に賭けることが確認された。

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