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制約だらけの日本ハム・清宮、過保護に金子コーチも嘆く「ガンガンやってもいい」

 【スコッツデール(米アリゾナ州)2日(日本時間3日)=片岡将】日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実高=はキャンプ2日目のこの日も打撃練習を回避。「そりゃあ、打ちたいですよ」とモヤモヤを募らせるが、予想外の展開となったキャンプに顔を曇らせているのは、本人だけではない。

 この日も打撃練習に充てられるはずだった午前10時50分から同11時15分は、金子誠内野守備走塁コーチ(42)による守備講座が開かれた。

 「少しずつ良くなっている、と金子コーチに言っていただきました」と笑顔で話したゴールデンルーキーだが、歌を忘れたカナリアのごとく、清宮のバットから快音が響かないのは代名詞が失われたに等しい。

 「やっぱり清宮君はバットを持ってこそ絵になる。彼のサク越えが撮れないのは本当に参りますね…」と弱り切っているのは民放テレビ局関係者。日本からは清宮の打撃練習再開のメドに関して、矢のような問い合わせが繰り返されている。

 「本当にこっちが聞きたいくらいですよ」とは同関係者。

 チームは18歳の状態を慎重に慎重を重ねて見極めようとしており、守備練習に関しても、全体メニュー終了後の個別練習は控えるようにチームから依頼されているという。金子コーチがこう嘆く。

 「日本では優秀な人にはすぐに甘く、慎重になりがち。もっとガンガン(練習を)やってもいいと思うんだけどね」

 回復が最優先とはいえ、練習不足に陥っては進歩は望めない。何とも難しいジレンマが横たわっている。

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