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去年の悔しさ?過酷すぎて?黙々の巨人、一心不乱に打撃練習 (1/2ページ)

 昨春はOBや評論家に活気のなさを酷評された巨人キャンプ。懸念された通り、シーズン成績も4位と11年ぶりのBクラスに沈んだ。今春はどんな判定が下されるのか。

 宮崎キャンプ2日目の2日は好天に恵まれ、初めて屋外でフルメニューをこなした。高橋由伸監督(42)の「打てていない現実がある。克服するには練習しかない。数だけがすべてじゃないが、今はそういう時期」という号令の下、今春は打撃練習の時間を大幅に拡大。外国人選手、阿部ら別調整組を除き、33歳の長野以下の全野手が同メニューで一心不乱にバットを振り続けた。

 2年前まで全体練習の時間が短い日本ハムに在籍した陽は、午後3時にバント練習に励みながら「アリゾナ(日本ハムのキャンプ地)だったら今頃プールにでも入ってるんじゃない?」とカルチャーショックの苦笑い。全体練習が終わったのは3時半で、そこから特守に挑んだ長野が球場を後にしたのは5時過ぎだった。ベテランにも容赦なし。球団スタッフは「体力もそうだが、集中力を保つのが大変」とみる。

 午後には侍ジャパンの稲葉監督が視察に訪れ、「黙々と練習しているな、と。去年の悔しさを選手1人1人が持って、黙々とやるべきことをやっていると感じた」と印象を語った。確かに過酷な打撃練習をこなす選手たちは次第に声を掛け合う余裕を失い、見守る首脳陣にハッパをかけるような熱血漢は見当たらない。昨春より1軍メンバーに若手を意図的に増やしたにもかかわらず、グラウンドは妙な静けさに支配されている。

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