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【清水満 SPORTS BAR】中日・松坂復活のカギ握る「フォークの神様」 江川氏、復活させた「下半身の土台作り」がかみ合えば… (2/2ページ)

 「松坂は腕を振るというより、(右肩が)痛かったから上体と一緒に腕を振っている。投げ方が小さくなっている。克服するには足や腰など下半身の土台をしっかりさせること。そうすれば…」

 そういえば、杉下さんはかつて巨人投手コーチ時代(76-80年)、江川卓さんをよみがえらせた。江川さんは巨人入りの際、“浪人”して体がさび付いていた。そこで79年、伝説といわれた地獄の伊東キャンプで徹底的に下半身を鍛えさせ、その体を絞らせたのである。

 江川さんも大学時代に右肩を痛めた経験があった。それ以来フォームが小さくなっていたが、杉下さんの指導によって「下半身始動で投げられるようになっただろ」。大きなフォームがよみがえった記憶がある。

 松坂はどうか。日本球界に復帰したソフトバンクの3年間、1軍登板はわずか1試合…。右肩痛に悩まされた。昨年までキャンプ地で見る姿は、往年とはほど遠い感じがしたが、今年はテレビで見る限り体が絞れているように見えた。

 いま松坂も「ここ4、5年で一番状態がいい」とコメントしている。ン? 杉下さんのいう「下半身の土台作り」がかみ合えば、復活が見えてくる。杉爺が松坂を復活させる!? う~ん、あくまでも願望ですが…。(産経新聞特別記者・清水満)

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