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虎新助っ人、早くも実戦フル帯同で開幕前に丸裸? 対処法にマートン氏見習い「ロサリオノート」執筆を

 来日1年目としては虎助っ人史上最高の年俸3億4000万円(推定)で契約を結んだ阪神の新外国人ウィリン・ロサリオ内野手(28)=前韓国・ハンファ。金本知憲監督(49)は7日から始まる実戦で、出し惜しみせずにフル帯同させる考えを示した。

 チームは28日のキャンプ打ち上げまでに紅白戦、練習試合、オープン戦を合わせて実戦8試合を予定。3月にもオープン戦17試合が組まれているが、その全試合でロサリオを4番に据える。

 癖や弱点を見抜かれるのを防ぐために同一リーグとの対戦では新戦力を欠場させるケースも多いが、指揮官は「隠してもすぐにバレる」と意に介さず。それよりも、日本独特の配球や球質、打感などに「早く慣れてほしい」と期待を込め、紅白戦で対決する自軍のバッテリーにも「しっかり抑える配球をしてくれないと」と注文を付ける。

 ロサリオを知る韓国球界関係者は「外角に逃げる変化球に弱いので、そこを早くから打席で見ながら勉強させるのは大事」と強調。他球団の007には目の前で怪力パワーを見せつけ、「相手バッテリーに恐怖心を植えつける効果もある」とうなずく。

 とはいえ、開幕前に実戦で打席を重ねればその分、相手のデータ量が厚みを増すのは火を見るよりも明らか。そこで対処法として球団関係者が勧めるのが、過去に2度リーグ最多安打を記録し首位打者にも輝いたマット・マートン氏(現カブス編成担当)に倣い「ロサリオノート」を執筆することだ。

 マートン氏は来日(2010年)当初はそこまで大きな期待はされていなかったが、1年目にいきなり当時のプロ野球記録のシーズン214安打を量産。「その裏では、逐一配球や相手の特徴をノートに書き記して分析していた」というのだ。

 開幕前に“丸裸”にされたとしても、それを上回る研究熱心さがあれば、恐れることは何もないというわけだ。(山戸英州)

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