記事詳細

宇野昌磨、本番リンクで初練習「特別に硬くも軟らかくも感じない氷だった」

 【平昌=田中充】平昌五輪に出場するフィギュアスケート男子でメダル候補の宇野昌磨(トヨタ自動車)が7日、五輪会場の江陵アイスアリーナの本番リンクで初練習に臨んだ。宇野は9日からの団体でショートプログラム(SP)での起用が有力とみられる。

 リンク中央の五輪マークが印象的なフィギュアスケート会場の江陵アイスアリーナ。メダル候補の宇野は、約1年前の四大陸選手権以来となる本番リンクで今大会に向けた初滑りを終え、「特別に硬くも軟らかくも感じない氷だった。きょうは練習もすごくよかった」と、晴れやかな表情で話した。

 前夜に韓国入りし、午後の公式練習から登場した。9日の団体男子SPで起用が予想される宇野は、演技曲でビバルディの「四季」の「冬」をかけて滑走。スピンやステップで体をならすように大きく動いた。

 その後は3種類の4回転ジャンプを入念に調整。トーループは単発、連続ジャンプともに好調で、1月下旬の四大陸選手権のフリーで回転不足だったループ、フリップもまずまずの着氷だった。映像をモニターでその場でチェックし、イメージとすり合わせた。

 前夜の空港到着時から「まだ実感はない」と繰り返す五輪の舞台は、団体を経て、勝負の個人種目は16日にSP、17日にフリーが行われる。

 前回覇者の羽生結弦(ANA)はまだ現地に入っていないが、全米王者のネーサン・チェンらも会場での調整を始めた。「どの試合も一緒だけど、笑顔で終えられたらいいなと思う」。シニアに転向して3シーズン目で挑む大舞台は、まもなく熱戦の幕が開く。(産経新聞、田中充)

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう