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【桂春蝶の蝶々発止。】グリッドガール「廃止」は行き過ぎだ、女性の生き場所奪うことに (2/2ページ)

 まったく見事な、ぐうの音も出ない正論です。

 フェミニストを始め、人権を守ろうとする人々は、自分の行動を少し客観的に見ないといけない気がします。

 以前、ミゼットプロレス(=低身長症の人々によるプロレス)が、障害者を笑うことを問題視する人権団体に非難され、テレビ放送が打ち切られることがありました。

 ミゼットレスラーの皆さんは、後にこんな言葉を残しています。

 「自分たちが唯一輝ける場所がリングなのに、人権団体がうるさいからプロレスができなくなった。生きがいも仕事も失った。自分たちは人前に出てはいけない人間なのですか? 自分たちは笑われているのではありません。笑わせているのです。大きい人は許されて、小さい人はダメなのでしょうか? 人権団体がわれわれに職を探してくれることは、決してありませんでした」

 私は、この言葉が胸に突き刺さるのです。

 本当の「人権保護」とは、人間一人ひとりの幸せを考え、その心に寄り添うことだと思われませんか?

 ■桂春蝶(かつら・しゅんちょう) 1975年、大阪府生まれ。父、二代目桂春蝶の死をきっかけに、落語家になることを決意。94年、三代目桂春団治に入門。2009年「三代目桂春蝶」襲名。明るく華のある芸風で人気。人情噺(ばなし)の古典から、新作までこなす。14年、大阪市の「咲くやこの花賞」受賞。

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