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レジェンド葛西、最終章! 弟子・伊藤有希とアベック金メダルで船木超え果たす (1/3ページ)

 【平昌(韓国)7日=飯田絵美】平昌五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(45)=土屋ホーム=が8日、日本チームの先陣を切ってノーマルヒル(ヒルサイズ=HS109メートル)予選に登場。スキー部の教え子、女子の伊藤有希(23)に手本を見せたいところだ。実は今回の日の丸飛行隊には、伝説の男子ジャンパーと20代女子の師弟コンビがもう1組ある。1998年長野五輪で2つの金メダルを手にした船木和喜(42)=F・I・T=は、勢藤優花(20)=北海道ハイテクAC=のアドバイザーとして後方支援する。長野では船木と明暗分かれた葛西が、悲願の金メダルをつかむか。そして長野から20年後の弟子たちは、それぞれの師匠へ恩返しの大ジャンプを見せられるのか。

 ■公私にわたり育て

 伊藤が高校2年のとき、葛西から電話があった。「有希ちゃん、高校を卒業したらどうするの? 土屋ホームでやらない?」。3年でまた声をかけてもらった。「入れさせてもらったのはありがたかった」と伊藤は振り返る。あこがれのレジェンドで、土屋ホームの監督である葛西の指導もあり、ソチ五輪に続いて日本代表に選ばれた。

 昨年11月のNHK杯は師弟でアベック優勝。葛西の助言で伊藤が初Vを決めれば、葛西も伊藤からヒントを得ていた。「ビデオで有希のジャンプを見て、『自分はここが悪い』と思ったので、有希に助けられました」。伊藤の尻を少し上げた姿勢をまねて助走スピードが落ちにくくなり、最長不倒134メートルの大ジャンプを記録したのだ。

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