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松井臨時コーチ、新ゴジラ育成へ G主砲候補、岡本にメジャー流アドバイス「trust your hand」

 巨人の宮崎キャンプで臨時コーチを務めているOBの松井秀喜氏(43)=ヤンキースGM付特別アドバイザー。自身の系譜を継ぐ主砲候補、岡本和真内野手(21)にメジャー仕込みの英才教育が炸裂中だ。

 6日の合流当初は打撃が課題の捕手、小林へのマンツーマン指導が目を引いたが、やはりゴジラに求められるのは新ゴジラの育成だ。球団期待の岡本の長打力には、松井氏も魅力を感じている。

 合流初日には、報道陣や観客の目の届かないサンマリンスタジアム宮崎の一室で、本格的に指導に入る前段階として話し合いを持った。

 「トラスト ユア ハンド(trust your hand=自分の手を信頼しろ)」

 チーム関係者によると、その中で松井氏が思わず使い慣れた英語を使うと、岡本は一瞬ポカンとした表情を浮かべたという。打席では自分の手の動きを意識せず、自然な反応に任せろ、という意味だったようだ。

 また、岡本が目標として「ミゲル・カブレラ」と2012年に3冠王に輝いた米タイガースの大砲の名を挙げると、「いいじゃない。カブレラと同じように、自然にバットを出せばいいんだよ」とうなずいたという。

 打撃理論はシンプル。軸足に体重を乗せボールを引きつけて打つ。「軸足に9割の体重」と繰り返し説くが、松井氏は夕刊フジに「もちろんスイングする瞬間は、両足にバランスよく体重をかけていないと回転できないんだけど、打ちにいく際の意識だよ」と解説した。

 「僕は自分の中で100%確信を持っていることしか伝えない」というゴジラが16日までの滞在中、昨季貧打に泣いた古巣にどんな言葉を残していくのか楽しみだ。(宮脇広久)

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