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「サトコはジャンプが低い」宮原知子、個人も暗雲 「評価が低すぎる」他国のファンから不満の声も 平昌五輪

 フィギュア団体総合で日本勢は2大会連続の5位。女子ショートプログラム(SP)の宮原知子(19)=関大、同フリーの坂本花織(17)=シスメックス=の得点がともに伸びなかった。一見大きなミスはなかったが、ロシア勢などと比較すると意外に評価が低い。この分では、女子は個人でも厳しい戦いを強いられそうだ。

 12日に行われた団体女子フリーで、坂本は131・91点で5位。11日のSPに出場した宮原も68・95点で4位にとどまった。ともにジャンプで回転不足を取られるなど減点が響いた。

 「『サトコ(宮原)はジャンプが低い』。そういう評価がジャッジの間にできあがってしまっているのだろう。スケーティング自体は美しいのに、スコアが出ない」

 こう指摘するのは米国人のスケートジャーナリスト。インターネット上では、日本だけでなく他国のファンからも「こんなにも美しい演技なのになぜ?」「感情のこもったプログラムなのに評価が低すぎる」と不満の声が挙がっている。

 日本勢の不振を横目に、圧巻の演技を見せているのは個人資格(OAR)で出場するロシアの選手たちだ。フリーでアリーナ・ザキトワ(19)が、最高難度のルッツ-ループの2連続3回転を皮切りに次々とジャンプを成功させ、世界歴代2位の自己ベスト158・03で1位。SPはエフゲニア・メドベージェワ(18)が81・06で1位。日本勢との評価の差は埋めようがない。

 一方、男子シングルにはメダル争いの期待がかかる。9日の団体男子SPで宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=は唯一の100点台をマークし1位。団体出場を回避し、66年ぶりの五輪2連覇を目指す羽生結弦(23)=ANA=も12日、競技会場で初練習。昨年11月に右足首を負傷後、公の場では初の練習で、40分の割り当て時間を約15分で切り上げたが、トリプルアクセル(3回転半)を右足でこらえるなど順調な回復をアピールした。

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