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【神谷光男 スポーツ随想】好評な“しくじり”清水氏の五輪解説「金はうれしい。銀は悔しい。銅はホッ」  (1/2ページ)

 フィギュアスケート男子の羽生結弦、スピードスケート女子500メートルの小平奈緒の金メダル獲得をはじめ、8日の開幕からテレビはどこも平昌五輪一色。当然のことながらどこもかしこも同じことの繰り返しで、いささかうんざりしてしまうほどだ。

 つい半月ほど前まで、毎日ワイドショーで面白おかしくとりあげられていた大相撲は一体、どこにいったのか。コメンテーターとして引っ張りダコになり、すっかり有名になった(?)相撲記者クラブ会友のおじさんたちも消えてしまった。

 代わりに、かつてのメダリストや有名選手たちが、解説者やコメンテーターとして各局の五輪番組で“競演”している。

 中でも「なかなかの名解説。やるじゃないか」と高い評価を得たのは、スピードスケートの清水宏保さん(43)だろう。1998年長野五輪男子500メートルで金、同1000メートルで銅、2002年ソルトレイク五輪500メートルで銀と、全部の色のメダルを取っている。

 それだけに女子1500メートルの高木美帆、1000メートルでの小平の銀メダルについては、「金を取れる実力があるのに銀になったのは悔しいだろう」と推察。「金はうれしいメダル。銀は悔しいメダル。銅はとれてホッとするメダル」と体験から説明し「なるほど、わかりやすい」と好評を博した。

 技術論から精神論、アウトからのスタートはなぜ不利なのかなど、立て板に水のごとく解説。現役時代かけていなかった眼鏡をかけ、一見プロフェッサーにもみえた。

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