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阪神・秋山、実質『2年目』の死角 スコアラー「投げ疲れ、いつ出てくるか」

 昨季チームトップの12勝をマークした阪神・秋山拓己投手(26)。実質「2年目」となる今季の死角はどこか。

 18日の日本ハムとの練習試合(宜野座)で3回1安打無失点。1回1死一塁の場面では、カットボールで遊ゴロ併殺に仕留め「いろんな球を有効に使いたい」と話した。

 先発ローテーションを1年守ったのは昨季が初めて。今季プロ9年目の右腕に対する周囲の反応はさまざまだ。金本監督が「去年以上は勝てるのではないかと思う」と期待を寄せる一方で、投球を見守った球団OBの江夏豊氏(69)は「俺から言わせてもらえば、変化球が多すぎる」とピシャリ。昨季チーム勝ち頭といっても「12勝でしょ? 22勝なら分かる。12勝でデカい面をしたらダメ。もっと大きなピッチャーにならないと」と辛口エールが送られた。

 セ某球団のスコアラーは「この時期にあれだけ投げられたら十分。正直言って、戦線離脱してほしい投手ナンバーワンだよ」と警戒。その上で秋山が抱える不安材料を「去年の投げ疲れがいつ出てくるかがポイント」とズバリ指摘した。

 さらに「去年やっと成績が残せて、今年もここまでは順調。そりゃ、かなり自信を持てるけれど、それが過信になることがある」とも。転落は宴席から始まることもあるだけに、「ちゃんと自制しながらやれるかな。お酒を勧められたら、いつも10杯飲むところを腹八分でセーブできるか。どうしてもプロ野球選手は天狗になりやすいからね」と説明した。

 敵はわれにあり。幸い、チーム関係者いわく、秋山は「向上心の持ち主」だそうだが…。 (山戸英州)

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