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ACLで川崎またも勝てず…憲剛不在、大久保不発で悪循環 鬼木監督「勝ち点を拾えず悔しい」

 川崎が勝てない。サッカーアジアチャンピオンズリーグ(ACL)、東地区の1次リーグ第2戦が行われ、F組の川崎は敵地で蔚山(韓国)と対戦したが1-2と敗退。優勝が目標のACL連敗スタートは想定外だ。

 この試合ではチームの司令塔・中村憲剛(37)がコンディション不良で帯同せず。公式戦未勝利の川崎・鬼木達監督(43)は「早く1勝したい」と自陣で丁寧につなぐことを指示したが、川崎らしいボールの展開力が全くない完敗だった。

 前半42分にミドルシュートを被弾。後半21分にもDF谷口が自陣で処理を誤り、奪われた流れから失点。蔚山・金度勲監督(47)は「勝ったのは当然。川崎は自陣でも(ボールを)つなぐと分かっていた。ビデオを見て練習していたからだ」と完全に相手の思うつぼ。打たれたシュートは12本、川崎はわずか5本だった。

 自陣でボールをつなぐのは確かに川崎のやり方だ。しかし昨季リーグ戦で悲願の初優勝を果たした際には自由自在にボールを動かす展開力がズバ抜けていた。サイド攻撃も全くといっていいほど機能していない。

 この試合では中村の代役をJ1東京から復帰した大久保嘉人(35)に託したが周囲との呼吸がちぐはぐ。そこで大久保がいらつく悪循環にハマった。鬼木監督は「勝ち点を拾えず悔しい。勝ち点1でも拾って帰りたかったが、それもできなかった」とさすがに肩を落としていた。

 川崎の次戦はアウェーでむかえるJ1開幕戦(25日、磐田戦)だ。しかし明るい話題がゼロの非常事態。またホームだったJ1柏は天津権健(中国)に残り2分で追いつかれて1-1でドロー。こちらもACL未勝利である。

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